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2012年9月20日木曜日

上村工業、韓国初の工場を京畿道に竣工

- 19日華城長安(ファソンチャナン)第1産業団地で竣工式開催

- 国内のメッキ業界技術力向上期待< (水原=ニュースワイヤー) 2012年09月19日--世界的なメッキ業者である日本の上村工業(上村寛也代表)が京畿道華城市長安第1産業団地に半導体・PCB・自動車用表面処理メッキ工場を竣工した。

京畿道は投資振興課のホ・スンボム課長、華城市のナム・キヨン経済産業局長、KOTRAのハン・キウォンコミッショナー、JETROの大砂雅子所長、上村工業(株)の上村寛也代表理事、韓国上村株式会社の早川徹治社長、関係企業役員など100人余りが参加したなかで19日午前11時竣工式をおこなった。

上村工業は1848年に医薬品販売で創業。1915年、研磨剤輸入販売を契機にメッキ薬品を取り扱いはじめ、現在は世界で初めてのメッキ専門研究所を設立。世界8ヶ国に現地支社を置くグローバル企業だ。

上村工業は2010年8月、京畿道とMOUを締結。650万ドルを投資して京畿道華城市長安第1産業団地内の6554平方メートルの敷地に延面積4087平方メートル規模の工場を建設した。この工場は上村工業の韓国最初の工場だ。

メッキ産業は韓国の主力産業である自動車・電子・半導体産業と密接なコアな基盤技術であるのに対し、国内のメッキ産業基盤は脆弱で、零細な企業が大部分を占めている。

上村工業は表面処理事業の3大分野である薬品、機械、鍍金液管理装置を直接扱う世界唯一の企業で、生産技術の研究開発だけでなく廃棄物の再生など親環境技術の追求と勤労者の安全のための作業環境の改善にも努力している。

京畿道は今回の上村工業の投資が対外依存度が高く、基盤が脆弱な国内メッキ業界の技術力向上と川上産業の国際競争力向上に大きく役に立つと期待している。

ホ・スンボム京畿道投資振興課長は「上村工業が世界的な経済危機のなかにあっても韓国投資を果敢に断行しただけに、韓国での事業は大きく繁盛するであろう」と祝辞を述べ、「今回の投資が国内のメッキ業界の水準向上と川上産業の国際競争力向上に役立つよう企業に必要な諸般の行政支援と投資環境改善のために努力する」と話した。

出処:京畿道庁

ホームページ:http://www.gg.go.kr

京畿道庁紹介

京畿道庁は1200万道民のために奉仕する機関で、2006年当選したキム・ムンス 道知事が道政を導いています。大韓民国を統一強大国にするという夢を持っているキム・ムンス道知事は、2020計画を通じて京畿道を南北統一以後、大陸時代までをも見通す見識で丁寧に設計発展させ、ソウルのベッドタウンではない、体系的で環境にやさしい未来指向的な開発を推進しています。特にGTX着工を早く実現し、首都圏を四通八達、緑色・多核空間に再編しようと考えています。