先の国会議員選挙における統合進歩党比例代表の党内予備選の不正問題で、不正による当選の疑惑が取りざたされていたイ・ソッキ、キム・ジェヨン両議員に辞任勧告を要求したものの拒否された議員らが統合進歩党を集団離党しました。
13日、先日離党したカン・ギカプ前代表に続き、ノ・フェチャン、シ・·サンジョン、カン・ドンウォン議員とユン・ミシン、チョ・ジュノ前共同代表などが離党を宣言。
統合進歩党は北朝鮮に親和的なグループと党を離脱したグループに分裂したといえます。
統合進歩党は民主労働党と国民参与党・進歩新党脱党グループによって昨年12月に結成されましたが、党の統合に際しても、北朝鮮に対する評価などでもめており、結党後の内紛が予想されていました。結局は分裂という結果となり、この党が選挙のための野合だったことがはっきりとしました。
統合進歩党は分裂により、旧「党主流派」である6人の議員が残り、野党第二党から第三党に後退します。
2012年9月14日金曜日
野党第二党の統合進歩党が分裂
3:32
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